テキスト2009
19/146

暖朱の濃紺のガラス花持には、赤から黄色の花色が鮮やかに映える。赤から淡紅色のチューリップをたっぷりと立て、黄花のグロリオサを水際から片側へ広げた。アクリルの石を敷いた上に剣山を置いている。春を明るく感じるとり合わせの参考に。花材チューリップ三色背一花グロリオサ花器濃紺ガラス花器この葉先が少し紅葉した柏葉紫陽花は卜五年ぐらい前に鉢植で買った。はじめので寸同年は秋には少し赤くなって落葉していたのだが、いつの間にか柴は冬を越すようになってきた。鉢はキッチンの前に置いているので見るとはなしに自に入る親しい葉なのである。この家の庭で過ごしている問に耐寒性ができたのだろうが、気候変動のせいかもしれない。でも毎円枝から落ちずに健気に京都の冬を芥らしている姿を見ると、たまにはこっちへいらっしゃいと食卓によびこみたくなる。よびこんだ以上友達を作ってやりたい。今日はガーベラをそえて私達と食卓を共にした。花材柏葉紫陽花ガーベラ花器磨きアルミ角瓶楼子〈村かl葉名君紫Z荷陽;v花い3

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る