テキスト2009
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子供のいけばなO三体いけ立体真主型の省略形「クリスマスの赤白緑」主材副材ミリオクラダスカーネーションユーカリ(撫子科)(フトモモ科)rH合科)冬の冷たい風の中を家に帰り着き、玄関を入ってほっとしたところに亦い花が出迎えてくれると嬉しくなる。そして赤い花からクリスマスを連想すると、なんとなくわくわくしてくる。赤と円と緑の組み合わせでクリスマスを連想するいけばなをいけてみよう。紅円の花をいけてもいいし、作例のように白い花器に赤い花だけをいけたり、赤い花器に円い花だけをいけるのもすっきりしている。花器の色は赤、向、もしくは金色、銀色のどれかにしたい。敷物は赤、金、銀、もしくはそのどれかが人ったものを選ぶといい。赤と白が決まればあとは緑色。蕎識のように葉のある花ならその葉が緑の役別になるが、できれば温もりを感じる緑を加えたい。ミリオクラダスは小さな葉が密集していて温かみを感じる。さらにユーカリを合わせることで葉の銀緑色が亦と向のコントラストを和らげてくれる。銀緑色の花材にはユlカリの他にもも縦み、薩摩杉、コチアなどがある。赤い花の優しさと強さ、温かさに、円色の清らかさ、そして緑色の安心感。それらを印象深く見せる器と敷物の組み合わせを工夫して、右横から見たところ心弾むいけばなを。体いけ立体真型の省略形(留真面lj4

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