テキスト2009
133/146

寸いカすらりんどうシンフォリ・カルポス仙粛シンフォリカルポスとい、フ名前は白玉の木の学名である。白玉の木とい、っ急前は他の植物にもつけられている名前なので、この花材は学名のシンフォリカルポスと呼んだ方がょいと忠、っ。北アメリカ原産、忍冬科の植物で、ヨーロッパやアメリカでも花屋で売られている。白色種と作例のような赤紫色がかったピンクの実が季節には花屋の店に置かれている。シンフォリカルポス、龍謄の淡赤紫色は私の苦手な色である。一時ショッキング・ピンクという色の名前がよく使われていたが、あの系統の色なのだろうか。男の服飾にはあまり使われない色である。そのショッキング・ピンクの生地に、紺と自の刺繍で花模様が入ったワンピースを素子が着ていた。とても締鹿な配色だった。そんな配色が頭の片隅にでも残ってたのだろうか。シンフォリカルポスに同じ色合いの龍謄と’円いオニソガラムを紺色のガラス鉢にいけてみた。シンフォリカルポスの枝の濃緑色の葉をとってしまおうかとも考えたが不自然になるので残しておいた。花材シンフォリカルポス龍謄オニソガラム花器濃紺ガラス鉢11

元のページ  ../index.html#133

このブックを見る