テキスト2009
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裏白の木の実国l花型草型垂体副流し花器赤茶色陶花瓶裏白の木は草川被科、七竃属の落葉高木で、春から初夏の若葉が白緑色の頃に花材として出まわる。’円い花が枝先に集まって咲いたあと、丸い緑色の実ができる。実はやがて黄色から桂色になり、最後に赤く熟す。十月初旬に裏白の木を手に入れて撮影したのがこの生花である。まだ実の色は淡黄色だったが、その後二週間ほど経ち、少し樫色に色付いてきてとても美しい。実の直径は十i十一4ミリで、表面にはつぶつぶ(皮目)があり、梨を小さくしたように見えるので、山梨の名前で出まわることがある。この裏あずきなしみもの白の木の実よりも少し小さい実の小一旦梨という木も、実物花材として花屋で見かけるようになった。比較的援めはきくが、幹が曲がっているので一本の木の分かれ枝をそのまま真、副、胴になるように枝どりし、留は別の枝を擦めて出した。実が赤くなったら窓を開けておこう。小鳥が実を食べにくるかも。’L留ばらななかま(wyL 真ν仙渓7t nd マ’、.. ,, 6

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