テキスト2008
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あやめぜんまいはけけ刈フリージア花型行川山花器小型深鉢ぜんまいは春風に吹かれて機嫌よく伸び、鳴子百合も新葉が大きくひろがりはじめた。この二種にとり合わせるのは都忘れか、河原撫子。一雨ごとに育ち、ぜんまいには葉が、鳴子百合は茎から花が下がってくる。五月が来たのである。留真「花型行型花器褐色紬平鉢庭の花壇のフリージアが咲くのは四月から五月。だが花屋さんには十月から出はじめ六月頃まで売られている。菖蒲科の植物なので、葉組はそれに準じて形作るが、真と副は仮葉を使っている。前の方に挿す胴、留と控にはフリージアの葉で組む。百阿ヘ11/鳴子百合都忘れ仙粛仙驚jzaluvfwlA押NU7

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