テキスト2008
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花型行の砂の物花器緑柚陶コンポート左の写真は一月の韮エ埠京展・後期展に出品した水仙一色砂の物で、株分けで立てている。砂鉢など広い口の花器に株立てにした立花を砂の物と呼ぶ。一株立てを真の砂の物。一,株立てを行の砂の物と呼び、方へ真、副、控枝、見越、正兵、胴、前置を出し(男株)、もう一方へ請、流枝、正真、胴、前置を出す(女株)。どちらの株も軽重のないようにつくる。二株立てで正真、前置をどちらか一方のみとして円山に釣り合いよく瓦てたものを草の砂の物と呼ぶ。水仙色仙渓

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