テキスト2008
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判制Lvnu V花型行型花器煤竹寸筒左下の桃の生花は二月の下旬に、素渓の稽古でいけたものである。生花の型の決め所の兵と副と留は大変形良くいけられていたが、他の枝が交差していたりしていたので、この枝は五苧ほど短くとか、携め直すのを絵に描いて説明している問に、上の絵のラフスケッチができてしまった。そのラフスケッチをもとにして描き上げたのが上図である。いけ上がった生花を絵に描きながら、どこをど、?すればもっとよくなるかを説明していると色んなことが見えてくる。私も先代に生花を習い始めてからよく自作を写生した。そんなことをくり返している間に自分の好みの花形や、選ぶ校振りが少しずつ決まってきた。茸言六でもよかったのかもしれない。だがやはり、自分の手で曲線を描き、自分の目で追ってゆくのが私にとっていい方法だったと田中つ。仙驚’ν1J方h7lU μ‘ 7

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