テキスト2008
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チューリップ花型行型花器青緑色紬コンポート中央アジアから北アフリカまでひろく分布するチューリップの自生種は約一五O種もあるらしい。園芸品種としては、そのうちのこO種をもとにして様々な色と形のチューリップができている。チューリップとい、っと、オランダとい、つことになるが、そのオランダの球根協会に登録されているのは約二000種ということである。夏を除いて秋、春に人れかわり、立ち代わり何十種類ものチューリップが花屋のスペースを占領する。この頁に使ったのは燈色の花弁が細長い百合咲型のチューリップである。この形の花弁を持つ品種はかなり多く、赤、円、黄などがある。この百合咲系統のチューリップの葉の形は花弁に似てすんなりと細長いので、生花として形をまとめやすい。チューリップの業は茎の下部が長く大きい。この大きい葉をうまく使えるように何段かに切り分けて花型をととのえる。五本もいける場合は留には小型種を選んでもよい。留{LI.I 芳阪府司6

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