テキスト2008
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五OOはくらいの聞に多くの種が棲玉水木椿カトレヤ花型草型副流し花器赤茶色利鉢父が花屋で気に入って買ってきた玉本木と曙椿の生花をいけさせてもらった。真に選んだ玉水木には実をつけた枝がたくさん出ていたが、真の流れに添いそうな枚、だけを残して切り去り、残した枝を慎重に携めている。充分気をつけないと簡単に折れてしまう。太枝からほぼ直角に出た枝を副にしたが、枝の出円を幹段の副の出口よりも高くして全体のバランスをとっている。冬山の斜面を部分的に赤く染めるほど木全体に赤い実を群生させる玉水木は、雌雄興株で雌株にしか実はできず、また実の生り年のようなものがあって年によって山米共令が変わる。今年はきっと生り年だったに違いない。玉水木は水不の仲間ではなく栴擬と同じ鶏の木科の落葉高木である。交七体の姿が水木に似るのでこの名がある。静岡県、福井県以西に広く分布し、中間南部と台湾にも内生する。カトレヤの自生地はメキシコからブラジルにかけての中南米で、木や岩に着生している。品種によって生育地の標高庄があり、標高五01一−仙渓仙渓2

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