テキスト2008
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→,q←レし口Rプロ五u−Mの組父のゴルフ場通いの送り迎えまだ小学校の低学年だった頃、父をよく母がしていた。朱色と黄色に色付いた紛麗な木が入川に何本も植えられていた。他の紅葉樹よりも、ずっと色が明るくて柔らかだった。二週間ほど経って母と迎えに行くと、葉が全部散っていてがっかりしかけたが、細い枝に真白な実ができていたので不思議な気がした。紅葉と、あの山い実とがうまく結びつかなかったのである。南京櫨の実は白い粉をまぶしたようで、もう此頃見かけなくなった塩豆のような感じである。どんな色の花とでもよく合うだろ、つが、ここではネリネとスイートピーをとり令わせた。ネリネ、スイートピー、南京権は共に軸が細い。後が透けて見えそうな所にレモンリlフを挿している。そうしておけば隙間風がこちらに吹き込んでこないような感じになる。ほんのりした配色の花なので、花器を波紺のガラス器にしてみたが、花が思い通りに浮かびじがってくれたようである。花材ネリネスイートピー市京櫨レモンリlフ濃紺ガラス花瓶南なん京きんは櫨ぜ楼11

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