テキスト2008
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はしばみ榛真小品立花仙粛請梅擬十月の研修会での立花。晩秋の花材を集めた一瓶である。真榛(はしばみ)正真水仙前置暗赤色小菊流枝赤芽柳控枝晒木(杜松の根)見越梅擬楽しそうに、ある時は次の一枝をどう立てようかと、とまどって隣の人と相談しながらいけ進んでく一日を見ているのは、私自身にも楽しい一日なのである。朝十時から夕方までに立て終えられるのは中型より、やや小型の立花である。そして自然な感じにしたい場合使、つ花の種類はおさ、えた方がよい。形はともかくとして色彩構成の上でバランスが崩れやすいのである。十二月はお正月への気分をこめた稽古にしたい。副雪柳紅葉胴ピンク小菊9

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