テキスト2008
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ひもザ見(ひゆ)〈3頁の花〉棲子栽培されていたそうで、このベニアミンもその系統から品種改良されたものではないかと思う。例によって、いい果物は食べる前にいけて飾る。枯枝に吊したのだが、務ちたら実が悪くなるので、しっかりと括りつけた。とり合わせは白いアマリリスと枯紫陽花。濃紺のガラス花瓶にいけ、赤いテーブルマットを敷くと、子供達が、いつ食べさせてくれるの、とnっいうようなきで眺めている。花材ベニアミン枯紫陽花白花アマリリス克科のいけばな花材は大別して、アマランサス属とケロシア属に分けられる。アマランサス属には葉鶏頭や紐鶏頭が入れられていて、鶏冠鶏頭や槍鶏頭はケロシア属に分けられている。同じ江科の植物なので、厳密に分ける必要はないかもしれない。ピンクッションは殆ど一年中花屋に並んでいるアフリカ原産の花だが固い感じのする花材である。この種の中でピンクスタというかなり繊細な感じのする品種もある。花材アマランサス二種ピンクッション←化器’n色紬花瓶3

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