テキスト2008
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向日葵の初秋仙夏の問、こはもある茎の上に大輪花を咲かせていた向日葵は、初秋に花が散って県や褐色の種に変わる。だがまだ茎や写にうっすらと緑色が残っている。いかにももう夏は終わったのですよ、という感じである。北アメリカ原産の向H葵は十七世紀に中国に伝わり、問をおかずに日本にも波米している。そしてすぐに絵画のモチーフとして十八世紀に伊藤若沖や酒井抱一が向日葵の絵を描いている。向円葵の絵はゴッホが有名だが、伊藤計一日仰の向U焚のト刈が行年ほど早く絵にしているようである。とり合わせたのはニュ1サイランとコロカシア。ニュlサイランは二種類ぐらい売られている。作例のような淡い褐色。同じ褐色に淡茶色の縞のある品種。緑色に白い縦縞の入ったのが市販の主な種類である。緑色の葉がコロカシア・先月号のテキストに使った鉢柏から新しい葉が出てきたのをとり合わせた。コロカシアの葉は最初緑で、徐々に濃褐色に変わってゆくらしい。黄色の花は八重咲きの向H長である。花材ニュlサイランコロカシア花器濃紺柏木盤向u葵枯向日葵s粛11

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