テキスト2008
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生ぜい花かは柄物を型にはめてゆくのだごまのは〈き七竃虎の尾花型三種挿草型副流し花器濃紺紬鉢色付き始めた七竃に庁紫色とれ色の虎の厄をとり合わせて二.柿伸しの生花をいけた。撮影のあと玄関に飾っておいたところ、「色が締麗ですね」ととても好評だった。この花は父・仙粛がいけるつもりで花屋で選んできた。それを恥がいけることになり「この枝は副に選んだのかな・:」などと想像しつつ楽しくいけたが、父の選んだとり合わせの色彩の美しさ、枝選びの的確さは流石だなと忠、っ。が、そこに植物本来の坐き生きとした自然情緒が感じられる、そんな生花を目指したい。じ竃は持彼科・じ笹属の終柴山本で、作例の枝は信州政。汗紫色は瑠璃虎の尾(胡麻葉草科)の仲間でベロニカ。白色は岡虎の尾(桜草科)である。lfBiif 二種仙渓持10

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