テキスト2007
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Bν 、O3a龍舌蘭を〈2民の花〉仙粛紫色を〈表紙の花〉仙粛花フジさんに「何か僕向きの花がないかな」とぶつてたら、ご覧のような能市蘭を見付けてくれた能汚悩は原作ぃ地のメキシコでは卜年に度化を咲かせて枯れるその花梗は高さ十江ぐらいになる。この車内附はU本の栽培業将が育てたもので、其直に十むほどに立ち上がる花の茎を、何らかの方法で山がらせたものらしい。業者から送られてきたF1兵では高さが.・五メートルほどあった川伏見は使えそうにないので切り捨てれば花席におさまりそ、つだがかなり重会場で不要部分をとり除いて重心の位附を花誌の小心にもってくるといい形になりそうである。副え木を打ち付けると花器にすっぽりはまった作業をはじめてから,時間ほどでいけ上がった気分のいい出品作である。淡くてふんわりした色のアリウム・ギガンテウムに、濃い紫色のトルコ枯艇から、円に近いピンクのトルコ桔梗をかためて添え、花器は濃紺のボウルを選んだ。この配色を、はっきり感じてもらえるよう、背長は黒にし、敷板は灰色にしている。2

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