テキスト2007
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44nE且プロぃレUnZUむしかりすいかずつがまずみ虫狩虫狩は忍冬科・鎌酸実属の落葉小高木で日本全土の山地に分布する。存に小さな円色の五弁花を一関状に咲かせる。周聞には大きな装飾花がある。展開する前の新葉の形が面白い。葉がよく虫に食われるので虫食われが靴ってムシカリになったらしいが、新葉の形を兄ていると、丸まった葉の中に入り込んだ虫は出るに出られないだろうなどと考えてしまう。それで虫狩なのかもしれない。やがて大きく展開した葉は亀の甲羅のように見えるので大亀の木の別名もある。秋には赤い実が目立つ。そして葉が紅葉し秋が深まるとともに実は黒く熟し食べられる。虫狩の枝は横に広がっているので、足元を撰めて投入にすると枝の伸びやかさを生かす下」とができる。長すぎる枝先はすこし縮めている。円い花に濃赤色の椿(出雲大社椿)をとり合わせた。フサアカシア(ミモザ)仙渓アカシアの黄色かいんさふしわふわの球の連なりは黄金色の替のようである。近付いて見る花は可愛らしく、離れて見る満開の校には圧倒的な量感がある。アカシアの仲間はほとんどがオーストラリア原産で、一旦科・アカ花材虫狩〈八頁の花〉椿(出雲大社梓)市松文陶花瓶八九頁tの花〉仙渓シア属の高木または低木である。切り枝にはギンヨウアカシアが多い。フサアカシアの小枝が売られていたので、その貨色い房からアネモネが顔を覗かせるようにいけた。フサアカシアはギンヨウアカシアに比べて小葉が小さく、その羽状の連なりが長い。花材フサアカシアアネモネ花器青色ガラス小鉢連組は中岡原産の〈d句、木九岸e頁.科下のの花花木vだが、四弁の筒状花が開くと、花の形が小鳥に似ている。花が満開に咲くと、小μが小枝に止まって佐んだように見えるのだが、この様子を述麹の意味であると知って以来、この花が咲くと、応も一緒にさえずるような賑やかな春へと移りゆくように思ってしまう。麹とい、ユ子には高く弧を描いて立つ雑の尾羽という意味もある。中間では果実の中の種千が並んでいる様チが組とい、つ膨議りの一種に似ているからとも。ちなみにカワセミの羽の髪飾りは翠麹と呼ばれる。いずれにしても烏に関連した話である。満開に咲いた述麹を花持から羽ばたくようにいけてみた。鮮やかな黄色の花は洋花とも和花ともとり合わせることが出来る。花材述組シンピジウム花器濃赤色紬鉢黄色い小鳥達機子8

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