テキスト2007
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開111J会F円仏MM戸だいせん伽羅木件副、山花型草町副流し花器煤竹寸筒日本での伽経木の自然分布は北海道から東北、北陸、山陰と日本海側だそうである。そして島根県の大山の八合目あたりの群生地は天扶ω記念物で「大山伽羅木」として保護されている。一位属の針葉樹だが一位のように高くならず、横枝が地を這うように伸びる。旬はふ旬〈性の樹木は一般に折れにくいが、伽羅木も枝はしなやかで携めやすい。そして枝先は細くて、すんなり伸びているので副流しの型を稽古するのにいい花材である。作例は、真、副、胴、留、控の基本五枝に見越、副沈み、総囲、留沈みの四枝を加えた九体にいけた副流しの花型である。左の絵は、古木の半枯れの小枝を内副と留に使っている。こんな枝が見付かると、どう使おうか楽しみながらいけることができるのである。仙粛留6

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