テキスト2007
124/143

基本花型投入のいけ方「枝の姿にあわせる」O斜体副主型真菊控スプレー菊秋の実のもののほとんどが赤く色づく中で、紫式部や白式部の紫色や白色の小さな実は、自然の不思議さを感じさせてくれる。紫式部や白式部は、実っきの良い枝の姿をどう生かすかが難しい。分かれ枝は四方に広がるため、主になる枝を見つけて花型を決めたら、できるだけ自然な姿を残しながら余分な枝を整理し、副材を加えてゆく。作例では右斜め前に主枝が伸び出たので逆勝手の斜体副主型にした。白式部(クツヅラ科)(菊科)(菊科)右横から見たところ花器の中の仕掛け斜体副主型(逆勝手)高リ副主材材間司4

元のページ  ../index.html#124

このブックを見る