テキスト2007
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五Yほど上をしっかり括り、横配り花型行型花器染付深鉢枝物の生花の花刑す乞理解するのには、殆ど一年中手に入る様、伊吹、柾木などはいい花材である。作例は十一枝の花型だが、使った横は七本である。七本のうちには分かれ枝が二、三本ついている。まず真と副の枝の長さをとり、筒に挿して形を見定める。形が定まったら真を抜いて、真に合わせて真固と見越を作る。次に胴と副の沈み、胴の沈みを作り、高さと枝先の位置をきめ、先に作った真、真囲、見越を挿し加える。そこで一旦挿した七本の水際から十をはずす。そこから留、総囲、留の沈み、控の形を撃やえて挿し加えて横配りをかけ直す。足もとがしっかりしたなら全体の捌きをつけなおし、先に括った紐をはずして完成する。真き横ま{山芳首正周司6

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