テキスト2006
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うすべにあおい呼ぜば.hあれおいた。作例の花は薄紅葵の変種あじさいあおマロウはヨーロッパ原産の植物でマロウダークブラウンの花八十貞の花〉い葵科の植物である。江戸時代に日本に入り、薄紅葵とで銭葵と昨ばれ、農家の庭先などでよく見かける。睡蓮池の土手にか沢Iわ山ぱ咲いていたので持ち帰り、庭の柏葉紫陽花ととり合わせた。旧約聖書によると飢鐘の際の食物であったらしく、古代ロlマでは大切に育てられ、食用と薬用に適する植物とされていた。予」の薄紅葵の花を乾燥させ紅茶のよ、つに熱湯を注ぐと青紫色のハlブティーになり、そこへレモンを入れると今昨庇はピンク色に変化する不思議なお茶である。切花になっても毎日次から次へと新しい花が咲く。花器コス夕、ボダ紺ガラス待〈十一頁の花〉濃紅色と赤褐色を主題にした盛花。私はこんな配色の花も、円分川の花として時々いけている。大輪のダリア一輪だけは、他の花材より少しだけ色が明るいが、フイロデンドロンと中ぐらいのダリアは暗い色である。花色をひき立たせるよう、金色のコンポートを使ったが、このとり合わせには最適と思う花材ダリア(二種)フィロデンドロン花甲府金鍍金白川型コンポート楼子仙粛。10

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