テキスト2006
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ちどりそう5んぼうげヰ色河草はデルフイニュームの背を低くしたような花だが、同じ金鳳花科でも別属の花である。花の形はよく似ているが、デルフイニュームの葉は切れこみのある広葉だが、千鳥草の葉は細くてコスモスに似ている。花色は青、紫、ピンク、白などで、切花として売られている千色沼早は大体高さは五十苧ぐらいで、花の部分は二十71二十五すぐらいなので、デルフイニュームよりも形を考えやすい。といっても色彩が主になる花なので、何色かの千鳥草を主体にして、とり合わせは夏の観葉植物としてカラジュlムをそえたり、ピンクの千鳥草に深紅の蕎被をそ、える。或いは作例のように濃紫色の手色m草にピンクの紫陽花といったように、花の種類は少なくいけた方がいい花材だと思、っ。そして作例では七本の千鳥草を使って、花色を強めている。あしきい近年や化屋で扱われている紫陽花の種類は大変多くなった。西洋紫陽花は勿論、和種の山紫陽花や額紫陽花も色々の変種が作り出されている。そして切花でも、出荷元で薬品を使って水揚されているので、かなり安心していけておけるようになった花材千鳥草紫陽花花器盛文淡色紬水盤二色だけで楼9

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