テキスト2006
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A4初めての基本花型「新春の盛花」。斜体胴斜体胴主型赤芽柳は別名、振袖柳とも呼ばれるほど花穂の美しい柳である。晩秋から出まわるが、寒くなってからの冬芽の赤さは格別である。境めが効くので昔から生花の稽古花材として大切に扱われてきた。温かくなるにつれて目鱗片をぬぎ、銀色の花穂が顔を出すころにはチューリップなどの春の花ととり合わせるといい。副材苔被亦芽柳(柳科)(菩彼科)水仙(彼岸花科)真留材L型水仙も晩秋からいけられる花材だが、十一月、卜刀には花は葉よりも低く、一月、て川になると花が葉よりも徐々に向くなり、花数も多くなる。また柴の点的も伸びやかになってくるので、その時季の風情をいけ分けるようにする。赤芽柳は枝を少し擦めて緩やかに曲線をつけるといきいきとした姿になる。水仙は足元の口い袴をそのままにしていけて丁度よい場合もあるが、少し短くしたいなら袴の上で切って葉と花の高さを良いように直し、緑色の細針金で足元の少し上を指って使う。。剣山の主要部分山をkから見たところ目同{ I ,,−−士、F/真.'\ I持、5量エ、、Jリ}官4

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