テキスト2006
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あtFいがくあτいしま串といだんつくもあ’5いひゅうがしらべてみると:::仙粛紫陽花は、雪のド科の紫陽花属に分類されていたが、一九八0年代になって、雪の下科から分かれて、紫陽花科として独立した科になったそうである。従って紫陽花は紫陽花科・紫陽花属の植物ということなのである。そしてこの科には空うっ木さ、の糊りう笠つ木ぎ、玉紫陽花、い山わが石らみ絡などが属している。作例に川いた山紫陽花は、朝日百科見の「植物の世界」に出ているピンクの「日向紫陽花」らしい。日向紫陽花は、宮城県(日向の国)の山奥が故郷らしい。花の形は紫陽花の原型の額紫陽花と同じよ、つに小さな花のかたまりの周開を淡紅色の四枚構成の宣互円がとり囲んでいる。二房になった花序の直径は五らヒヂぐらいで、本当にかわいい花である。切り花としてではなく、鉢植で買ったのだが、最近は、これまで栽培されていなかった山野草が沢山出まわるようになった。この花は谷川の崖地に野生しているそうなので、水辺の植物である縞太商をとり合わせた。そろそろ蒸し暑くなる六月向きの盛花である。難しい花型を考えず、あっさりといけ上げた。花材口向紫陽花縞太蘭(段九十九)花器白磁水盤rか9

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