テキスト2006
36/143

’V 花材八一一十頁の花V根付きのままいけている。根元に絡まっている土や有を慎重に洗うのはとても時間がかかるので、お弟子さん達に手伝って頂いた。皆さん根を傷つけることなく、私よりも丁寧に鉢植からはずし、小さな針金を一つずつ取り去って、本来の姿にして下さった。〈二十一頁上の花〉汚れを拭き取る。お弟子さんが艶葉木(古名)のごとくきれいにした椿を次から次へといけさせてもらえた。枝垂柳と椿のとりあわせは何度いけても同じ様にはならないし、中々上手にいけられな〈−しい。葉が沢山繁った刺だらけの枝、だったが、切る度に良い香りがして、牡丹の件りと共に幸せに包まれた。梅苔木と蘭枝垂柳と椿白木瓜牡丹仏手柑、。梅の苔木にからませている蘭はすべて花材h梅苔木オドント・ブロッサム(蘭)花器銀赤彩花器伯者正一作椿は枝どりをしていける前に必ず棄の枝垂柳椿五種花器彩泥花器「膨座宮下善爾作卜一点ドの花〉仏手柑の大きな枝なりでいける事は珍花材’内木瓜牡丹毛色仏手柑花器白斑文花器二瓶近藤豊作a機機棲子20

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る