テキスト2006
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ろ蝋うば梅い蓄積松川山報紙の花・十八頁の花〉これほど立派な飯桐の実は初めてである。房状の実がたっぷりとついていて、幹も太く、それを真直ぐ立てるだけでも数人で枝を支えなければならなかった。ほとんど切り縮める事なく、そのままいけ上げる事が出来たのも、力強い器のおかげだと思う。花器碧粕大鉢市川康三作八十九頁上の花V京都の紅葉もすっかり終わった十二月の半ばに、私はカラ!と満天尾の紅葉をいけさせて頂けた。全く出合うことのない異質のとり合わせだが、水々しいカラlの線が、散りつつある鮮やかな紅葉を際立たせてくれた。花器八十九頁下の花〉服梅はまだ葉が残っていて花と同じ黄色に輝いていた。単調な枝も葉のおかげで温もりと広がりを感じさせる。花器紺緑紬鉢清水保孝作飯桐と水仙楼子花材飯桐水仙花材満〈天わずJも花材蝋梅蓄積瑞光松ザlルバlグ作棲子星カラー不喰芋の斑入葉紺色紬大水盤楼子満どう天だん星とカラー

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