テキスト2006
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仙芳由正周司な−』格うり好ゃんをしている。実際にこの仲間もろこし萄黍花開面lj二種挿花器耳付褐色紬鉢萄黍は、何となく頼りになりそうの高梁は第二次大戦中の食程難の時代、お米の代わりに配給されたが不味い穀物である。だが中国には三千年以上昔にアフリカからインドを経由して伝わり、北方適応型の品種が作り出された。それが高梁で、中国東北部では未だに作り続けられている。とり合わせたのは黄花のリコリスだが、普通よりかなり大きい。多分肥育された品種らしい。リコリス、彼岸花は開花期には葉が姿を消す。盛花では葉がなくてもいいが、生花の場合は、他のよく似た草花の葉を借りて挿しそえる。この二種いけではオクロレウカの葉をそえた。リコリス本来の出生には合わないのだが、この程度の借用はいいのではないかと思う。褐色の萄黍の粒と、リコリスの大輪の配色が気に入つてのとり合わせである。花器は分原い耳付の濃茶色の大鉢である。7 兵控う9留;tf/ 胴−

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