テキスト2006
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ほととぎす杜鵠草花型草型副流し丙合科の社協平は、油点阜、郭公花とも舎かれている。広辞苑にも社協平と記載されている。金刑の由米はご存知のように花の斑模様を烏の社鵠の胸の斑模様に見立てたところから来ている。だが社鴇という名詞の作られた中国では、周時代末の萄王「杜字」が死後に化した鳥と伝えられている。そして杜鵠と書くと、それは鄭燭のことだという。だから漢詩にもし杜鵠が咲き、とあったら際燭の花を思い起こさなくてはならない。社協草は一種だけでいけることは少ないが、鉢植えでは姿のよいものがある。一鉢で五本ぐらい立っているが、そのうち点と副ぐらいの見を切り、あとは花屋の切花で間に合う。鉢の残り花は庭に地植えしておけば何年もふえ続ける。この杜鵠草一種挿しも、そのような方法でいけている。花器内磁水盤点a本a属煎民病司,1 イ山6

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