テキスト2006
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初めての基本花型「まっすぐな花材」O斜体中間主型菊(菊科)萄黍(稲科)スプレー菊(菊科)中間主型では、花型の中ほどが一番高くなるので、主材の萄黍はやや前傾させることになる。萄黍は頭が重いのであまり前へ倒せないが、真や控で後ろにもバランスをとりながら、中間に立てた萄黍をできるだけ前方へのびあがらせる。萄黍のようにまっすぐな花材を主材にする場合、真に立てるときりっと固いイメージになり、中間に立てるとやや柔らかいイメージになる。この頁の萄黍は葉を取り去って売られていたが、七頁の作例のように美しく枯れた葉がついていれば、生かす工夫をしたい。中間剣山の主要部分の説明それぞれの役枝を剣山に挿す位置と方向は、およそ左の図のようになります。斜体中間主型中間(剣山を上から見たところ)副主材材出会真月同高lj4 出基4/1 年中~

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