テキスト2006
111/143

ひとがた料理の仕44」始めてから、佐伯先生に撮影をしていただく機会に恵まれ、縁があって譲り受けた大切な器である。料理の器として購入されたものだが、どちらも大きく刈強い。が人形で、花を飾ると民族衣装を着たk性達が頭に花を担いでいるようだ。少しボリュームのある女性像なので、花をたっぷりいけて重たくても軽々と持ち上げてくれるかしら:・と、楽しい気分で北をいけた。そんな気持を持って花をいけるのも大切な事だと思う。濃いピンクのアマクリナムと薄ピンクのパラに少し渋めのアマランサスを添えた。お料理を盛るには難しそうな器だが、きれいで明るい色彩の花なら何でも似合いそうだ。手も陶器で作られている。野菜たっぷりのポトフやきれいな色のポタージュ花茄子など素朴な花が似合、っと思う。口が広く、ずっしりと章一く、色も灰白色である。花の茎が柔らかく折れやすい花でも深さがあればいけやすい花器となる。こんなふうに私の場合、花をとり合わせる器に悩んだ時は、料理の器に助けてもら、品苧が多い。良い花が入れば良い料理を思いつく。そして花を飾った後はきれいに洗って食器棚にしまうのである。スlプを人れたい気がする。温かな感二頁の黒素焼コンポートは足の部分二一貞の器はフランス製土鍋で、取っをじ飾がりすたるいので。花立なちら枯秋れの紫あ野陽じでさ花い摘、あんぶ油らだが萱花ヤ、3

元のページ  ../index.html#111

このブックを見る