テキスト2005
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あかねb・んたんかむ〈げ小品花作八川頁の小品花〉仙驚赤くて小さい皐形の花が群がって咲いているのは、持科のペンタス属の花鉢納えで「ペンタス」という属名で売られている。中国原産の山丹花と同じ茜科の花だが、ペンタスはアラビア半島の南端の紅海の入口、イエメンから対岸の東アフリカにまで円生している。図鑑でのvtHパには、エチオピアとケニアの国境沿いで、四月にとられた赤花のペンタスが出ている。日本での園芸栽培品種には赤の他にピンク、ラベンダー、れがあり、夏になると咲く紫色がかった赤褐色の花はアlティチョークの一種で、私ははじめて見た花である。花の中心部に少し円い部分が見えているが、そのあたりが花弁なのだろう。亦褐色の部分は告にあたる。使った花器は、掛花器なのだが、置きいけにすると、掛花の場合より重回一川配分に日山がきくので、このとり介わせのような主い化もいけることができる。下」の小口山花は亦と亦制色という色のとり令わせを主にしたが、視覚上のバランスを考えて樺花の小枝をそ、えた。花材ペンタス樺花の小枝花詩白色紬裾文入掛花器アlティチョーク10

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