テキスト2005
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ニュlオIリンズ風に仙驚昨年の暮、NHKでニュージーランドの花井栽培の特集を見た。日本が最大の輸入国だそうである。そして特集の中心になっていたのが作例のチョコレート色のカラーである。その栽怯逗歪旬の温室が紹介されていたが、その撮影の日に切りとられたカラl一八OO本のうち僅かな欠陥が見つかった六OO本がその場で療棄されている。更に出荷前の検査で選別され空港から日本に送り出される。そして十三時間後には日本の生花市場に届く。その良心的な栽培と出荷を感心して見ていたが、数日後、私の花屋さんで、テレビで見たとおりの包装の五本束のチョコレート色のカラーを見て、嬉しくなって買って帰った。だが配色の難しいカラーである。その上季節感も伴わない。あれこれ考えている聞に、「花ふたり旅」の%頁、ニュlオlリンズの街で素子が使っていたザリガニの絵のついた花器を思い出した。十二月十三日、気温苅℃。前日のワシントンは6℃。この花器なら日本の二月でもと、十年前を思い出しながら、リュlココリiネ、蓄薮をとり合わせ納得できる花にいけてみた。花材チョコレート色カラーリュlココリlネシンピジュlムの葉深紅色菩薮スイートピー花器ザリガニ絵付深鉢11

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