テキスト2005
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初めての基本花型「お正月の盛花」。斜体胴主型デンフアレという呼び名は通称で、正確にはデンドロピウム・フアレノプシスといって、デンドロピウム属の植物なのだが、ファレノプシス(胡蝶蘭)によく似ているところから、この名がつけられたちなみにデンドロピウムは樹木に府性することを立味していて、この仲間の生態をあらわしている。H本で門生するセッコク(石斜)もデンドロビウムの一種である。デンファレの原椅はフィリピンからオーストラリア北部にかけて分布し、ニュlギニア原産のものが多い。日本では夏から秋に開花する。切り+いとしては東南アジアで栽培された比較的安い輸入ものと、国内、特に沖縄で栽培された高品質の同産ものとがある。また、細い花茎だけを切りとったものがの下にあるバルブと革品川の柴をつけた状態のものもまれに光られている。花色には内、赤紫、赤、ストライプなどがある。主材デンフ副材若松ァレ(蘭科)(松科アイリス(肖)’d’梢科)般的だが、そ薄桃色、淡紅色、a真 す斜体胴主型石松は黒松の行校で、内パつ直ぐに仲びた太い枝に、枝分かれした細い小枝がついている。茶色くなった古い葉はきれいに掃除し、新薬の緑を際立たせる。松の緑はお正月のいけばなに欠かせない。いけたあとで、下や鉄についた松ヤニをベンジンなどで拭い取るといい。アイリスは正確にはダッチ・アイリスといい、オランダでつくられた園芸品種。盛夏を除き、ほぼ一年中出まわるnすでに切られている柴先は普通の鋲で細く尖るよ、つに切り爪4

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