テキスト2004
40/140

J人−しEO 主材エピデンドラム副材ドラセナ・ソングオブインディオ投入基本花型には立体型、斜体型、垂体型があり、主材が横へひろがる花材は斜体型にいける。投入の六つの役枝のうち、中間には色彩鮮やかな花物を入れることが多いが、中間の花を長く前へ出すことで、中央に前方への伸びやかさを与えるとともに、色彩的な効果を強める花型として、投入斜体中間主型がある。エピデンドラムは蘭の一種で、中央・南アメリカに数百種が知られ、切り花として出回るものは長い茎の先端に小花を総状または円錐状につける。花の色は豊富で朱赤色、紫桃色、紫紅色、黄色、積、白などがあり、長期間次々と咲き続ける。比較的安価な品種も作られるようになり、稽古花材としても利用可能になってきた。エピデンドラムは茎が真っ直ぐなものが多いため盛花では普通直立させることが多いが、投入でいけるなら前方へ伸びやかに出して奥行きのある花型を作るようにし⑦投存斜入お体基中本間花主型型4

元のページ  ../index.html#40

このブックを見る