テキスト2004
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投入基本花型には立体型、斜体型、垂体型があり、主材が横へひろがる花材は斜体型にいける。斜体型の中でも、斜体胴主型は副材材花器に十文字配りをかけ、前の穴に胴の川柳を挿しいれ前方へ長く出す。前方への強さを出すために少し後ろにも補助枝を挿し加える。リップ胴の枝を前方へ強く出す花型で、後方の控を奥深く入れて、前後の奥行きをつくる。作例には、冬芽の鱗片が脱げ落ちて銀色の花序が顔を出し始めた川柳を前方へ重なるように出すことで、枝の厚みをつくっている。枝が灰色がかっているのが川柳の特徴で、折れやすいので注意する。菜種とチューリップで春の暖かさを加えた。⑤投存斜入目体基胴本主花型型4 菜をチJII;種汁柳2

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