テキスト2004
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←レ745官」名目出一gE目的。コRAw−−noヨ(第三種郵便物認可1985年日月お日)桑原専附底流いけばなテキスト新号2004年H月l日発行(毎月1回1日発行)桑原専慶流家元発行定価五OO円当者三一2ZG一\\すくなunzhU鶴肯白紬陶花瓶宿健かぼちゃ仙渓作岐阜県の知人に「宿灘かぼちゃ」をいただいたので、さっそくテキストの作例に使った。ひだ宿健かぼちゃは飛騨の新たな特産品で、北アルプス乗鞍岳のふもとにある岐車県丹生川村でつくられる。見かけがヘチマのように細長く、果肉は鮮やかな黄色で、栗のような甘い味とほくほくした食感があるのだそうだ。この新品種のかぼちゃの名前「宿健」は、日本書紀にも登場する飛騨地方の豪族の名前で、農耕の指導者とも伝えられている。このような生りものはまず見て楽しみたい。玄関の朱塗りの丸机に民芸の敷物をしいて宿傑かぼちゃを置き、小品花瓶に季節の花をいけて楽しませていただいた。上の写真は花展での作例としてかぼちゃを長にからませて置いてみた。斐の中に黒色の花瓶を伏せてあり、その上に白い花瓶をのせている敷板や敷物に置いて花を添えると品格を表現でき、このように蔓とからませて見せると大地の恵みを強く感じられる。食べるのが楽しみである。花材宿働かぼちゃキウイの蔓ボンボン咲きスプレー菊ピパlナムの実(清水美菜子作)

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