テキスト2004
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ふけびかv色町4吋fあわamAVびあわピエリマスザー(pつあier−lS)という名前のこの花は、H本の馬酔木の仲間で蹴燭科馬酔木属である。日本の馬酔木は。ヒエリス・ジャポニカ。家の庭にも三j四月にかけて蛍形のスズランに似た小花を房状につけ、ほのかに廿い脊りが漂う花が咲く。庭木として帯段から慣れ親しんだ花なので、毎年滋賀県のお寺で、」の花の盆栽展が聞かれると聞き、一度見に行ったことがある。境内の庭に、白、ピンク、赤などの馬酔木の盆栽が祐一んでいたが、刈り込まれて、のびのびとした姿はなく、幹や葉の色が全体に附く陰気で、掃除の行き川いていない庭や本堂とあわせてがっかりして帰った事があった。ニュージーランドから輸入されたこのピエリス・フォルモlサは、て卜Yほどの小枝だったので小品として、カーネーション四色と取りあわせた。円本古来の馬酔木とは全く違うイメージの花としてとらえている。コスモスは南北アメリカが原産地で、円本には幕末に波来し、日露戦争の頃各地に栽培がひろがった。そして秋の花として日本人の心情に定着し「秋桜」という和名でよぶ人さえいる。山くから五穀の一つとして大切にされてきた.巣は、秋の野草として誰でもが知っている「狗子草」を祖先としている。荻は去、つまでもなく、万葉の比けから、秋の七市の一植として、日本人がとくに好んだ小さなかわいい花である。丘の上一杯に咲いたコスモス。その上を締麗で上品な風が吹く。畑の粟は風におどり、小さ花の萩は葉の下から、そんな円分速の卜けをのぞいている。木通範にいけたこの花達にそんな感じがしてこなEだろうか。花材コスモス花器木通箆風とコスモス〈粟萩2頁の花V3頁の花〉棲子作棲子作ピエリス〈3

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