テキスト2003
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かすみそう霞草について〈4頁の花V花器花器rほ又柱として七どの割り箸を支えに糸針金で括りつけて挿している。茎の細いフリージアも同じように割り箸をそえている。そして、それらを目立たないように同色のフローラルテいlわかプがみを巻いた。下部には岩鏡を使った。茎の短い岩鏡は盛花の水際作りにしか使、えないが、艶のある紫がかった褐色の葉面は、』」の盛花の色彩構成として大切な要素の−つである。花材カラlフリージア岩鏡乳白色ガラス角鉢霞草は、贈り花に必ずといっていいほどよく使われているので、あまり使いたくない花材だが、質のいいのを見付けたので白アマリリスとエピデンドルムに添えてみた。この霞草は三、汁ほどの花が密生している。原生種の花は、この三倍ほどの大きさだが、他の花がより大輪化を目指して作られるが、長草は反対に小輪化を目指している。白花のアマリリスもやや小輪で、十二頁に使ったユ1チャリス(アマゾンリリl)とは同じ彼岸花科の花である。白アマリリスと霞草の聞にエピデンドルムが鮮やかに映える。花材アマリリス(白花種)エピデンドルム霞草黒色柚水盤4

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