テキスト2003
36/143

投入垂体型和則小手強は枝の形が湾曲して垂れ下がるので、投入垂体型にいけることが多い。作例の小手墜は、右横と左前に伸ばし、左後ろにも小枝を入れている。左れの枝の出・万を変えて、変化のある形を作るようにしたい。作例の花型はやや両方へ聞いたような姿になってしまった。黄色の菊を右後ろと左前に挿し、前方へ低く薄桃色猪口咲きの椿を花を集めるように挿し加えた。椿の優しいピンク色で、ほのかな春の華やぎが感じられる。花材小手墜菊(黄色)花器椿(薄桃色猪口咲き)背緑紬花瓶8

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る