テキスト2003
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・r守−B,L、〆ノ、4’l雲龍梅花型行の草型う花んり器ゅうば飛い天文古銅花瓶雲龍梅は白色八重咲きで、梅の中でも特に香りが良いことと、枝のてんし屈ょ曲した姿を古代こ中うて国んで生まれた築書に例え、別名「香築」ともよばれる。小枝や太い幹が曲がりくねりながら伸びる姿には、どことなく大らかな優しさがある。同じ中国から来た梅でも、五年前のテキスト刊号に掲載された父の白梅の生花では、苔のついた太い幹が直線的に折れ曲がり、張りつめた空気のようなものが感じられる。私がいけた雲龍梅の生花は「龍」の字を当て・』うるてんよりも、流麗な字体に例えた「香蒙」という名前の方がしっくりとくる感じがする。そして「龍」のイメージは前述の父の苔梅の生花にこそあてはまるように思える。和則同l49

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