投入基本花型には立体型、斜体型、垂体型があり、主材が横へひろがる花材は斜体型にいける。斜体型の中でも、斜体具、王型は兵を斜め上方へ長く出して、前・万へ伸び上がるような花型になる。作例には、美しく紅葉した烏止まらずの枝を主材にして、＝一種類の菊（白の糸菊、黄色の中輪菊、淡紅色の小菊）を各一本ずつ挿し加えた。良川止まらずは別名を蛇登らずともいい、細くて堅い刺があるので注意する。紅葉に混じって小さな赤い実がついていることもある。あまり多く出回る花材ではないが、季節の色を味わえる上品な枝なので、取りあわせる花も白椿のような品のあるものを選ぶようにしたい。作例の化器は打元で広がっているため十文字配りがかけられない。そんな時には剣山に挿した棒に十文字配りを固定させて花器に入れておくといい。枝の重量によっては、仕掛けも頑丈にしておく。副材菊材鳥止まらず三種③投存斜入主体基真本主花型型4
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