テキスト2003
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あさいdq日プロ←レいロ浮Mほ’勺・・勺町−q型建造物には綴密な計算と技術が行き届いているが、工芸品はのんびりとした造りである。だが花とは馴染みゃすい。エジプト神殿の壁画の神へ捧げるパピルスの束のようにラグラス・オパタスを立て、下にはデンファレのピンクと白。潤いの緑として柏葉紫陽花の葉をそ、えた。ラグラス・オパタスはラグラスともオバタスともよばれているが、これは学名稲科ラグル属のオヴアタス・リンネの略称である。花材デンファレ(ピンク、白)柏葉紫陽花の葉ラグラス・オヴァタス花器エジプト金属花瓶サラセニアは北アメリカ東部が原産地で、作例に使ったのはサラセニアの捕虫嚢で、この中に虫を誘いこんで栄養源にしている。花は細長い花茎の先端にうつむいて咲く。花弁は五枚で淡緑色か赤褐色で春に開花する。サラセニアには番線などをとり合わせることが多いが作例では、あっさりと白いアンスリュiムを選び、水際はミリオクラダスでまとめた。花材サラセニアアンスリュlムミリオクラダス足付彩陶杯柳原睦夫作サラセニア八3頁の花〉『3

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