テキスト2003
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かいぐんじようふ〈ηんphvvc市−ななかまどと”とまらずぴ/熱vj4fl七竃紅葉小菊花型行の草型花器梅花皮粕花鉢秋の山の風景はよく錦に例えられる。濃紅色、赤、朱、黄。黄は黄金色にも見、える。紅葉の聞からは濃い群青色の影が見える。錦の能衣裳の色目と感じられる。紅葉する花材の種類は多い。楓、七竃、錦木、雪柳・・・・。初秋から初冬まで、一旬ごとに秋色の移り変わりを知らされる。いけ方も様々に変えられる。水墨画風な枯々した風趣、豪華な錦織のように色を主体にいけ上げることもできる。或は雪柳や鳥不留のような細く可憐な紅葉の生花を、そっと飾ってもおきたい。作例は葉のよく締まった七竃の紅葉を高さ四十五rほどの小品生花としていけてみた。立花に使った大枝の残りの七竃である。留の小菊は何色でも使えるが、作例では紅地に自の覆輪の小菊をえらんだ。JhUHfj Mーqや\旧刑f空国l6

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