テキスト2002
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いり〈わずいも百合咲き稽古花にもよく使われるようになった百合咲アンスリュlムは白、ピンク、赤、濃紫の四種がある。中型や大型と違って仏炎位が小さい百合咲アンスリュlムは中型や小型の盛花や投入で数本使って適当な位置に散らばらせることができる。百合咲というのは百合の花弁のように細長く先のとがった花弁の形といろ意味である。例えばチューリップの花弁は本来楕円型だが、細長く先の尖った咲き方をするのを百合咲チューリップ(アラジンなど)とよんでいる。作例では赤、ピンク、自の三色のふ百合咲アンスリュlムを十二本。斑入不撃ナの葉五枚、天門冬を五本使っている。稽古でこれだけの本数を揃えて使うことはないが、このとりあわせでいけ上がった盛花の持つ感じをとらえて本数の少ない花型を考えてみよう。百合咲アンスリュlム三本、不審で一枚、天門冬四本で左図のような盛花となる。7

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