テキスト2002
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間胴加いけ方まず府首に又木配めをかけ、行型の場合は副、胴と挿し入れる。足元はあまり斜めにせず、それぞれの菊の長さを竹飴の底までつく長さにしておく。真や副には、もともとの茎の曲がりが花型に生かせるような選び方をするべきで、援めればいいとい、?ものではない。菊を携めるには曲げたいところのねじ内側を指の爪でへこませて、少し捻るようにして携めるが、茎の太さや性質によってうまく曲がるときもあれば、折れてしまうときもあるので、茎の下の方で何度か撰めてみて、える力の加減や捷め方をその時々で工夫する。爪の代わりに茎を押しつぶす道具も売られている。特に留を撰めるときには注意が必要で、筒に挿す前に形をつけすぎると、花の重みで折れてしまう。擦めが戻る程度で筒に挿し、葉を捌きながら少しずつ横へ倒してゆくといい。最後に、込みすぎている葉は透かし(間引き)、窮屈そうな葉は引き出して自然にあるように整えていく。②見越し、①総囲い、留を挿したところ。7 を加える。このあと控を加えてー葉を捌く(6頁の花)。Jl ①又木配りに副、胴をとめる。

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