テキスト2002
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間回玖〆向川もろこしほととぎすほととEす代f点、萄黍杜鵠草花型株分け花器信楽焼足付八角水盤もろこしきぴ事泰は、よく黍と混同されている。同じ稲科でも別属の植物で、古い花屋さんは黍と萄泰とをはっきり区別していた。中国から日本に萄黍が渡来したのは織田信長時代だそうだが、第二時大戦中の食糧難時代に食べさせられた不味い、高梁がそれらしい。現在は多分いけばな用か小鳥の餌ぐらいにしか栽培されていないのだろうが、秋の花材としては、私の好きな一種である。しっかりした茎に大粒の実が茶色に色付き、巾広な葉がなびく姿は豊かで力強い。社鵠草はかなり種類が多いが、作例のは最も一般的な品種で、私の家の庭では九月下旬から十一月一杯まで咲き続けている。局黍には葉の働きがほしいので、一夫示分に揃え、真の実の茎の後に葉と茎だけにしたものをそえている。L19&マ貯、.1ヰ与話hwww5 / /

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