テキスト2002
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ひ申ひ申ひもけいとう・えの』』人丹、曳、アマラントゥス〈表紙の花V和則昨年のテキスト叩月n玄衣紙に真紅の葉鶏頭をいけている。今月号の表紙の二種のアマラントゥスも葉鶏頭と同じ菟耕覚属の一年事である。波赤紫色の花が立ち上る品種を左側に挿し、右側に淡紅紫色の花が垂れ下がる品種(紐鶏頭)をそれぞどちらのアマラントゥスも茎が細いので、数本を寄せることで量感字」出し、それぞれの微妙な色彩と、変化のある姿かたちが強調されるよ、つに工夫している。赤いガラス花瓶(スウェーデン)に、シンプルに、紬尾草だけを選んで、初秋の季節感字』深めるとともに、アマラントゥスを引き立たせながら、その形に呼応するように挿した。このような花は、その取り合わせが詩し悪しを決める。余計なものを足してだめになるか、絶妙の組み合わせとなるかの見極めは難しい。この組み合わせのヒントは、種を証すと、仙渓と素子の写真集「花ふたり旅」にいけられた、狗尾草とホオズキの投入から得ている。いけばな作品に限らず、絵画やファッションなど、印象に残るものすべてが、いけばなのヒントになると閏ザつ。雰囲気のある組み合わせができたら、表現したいことをはっきりさせて、それを生かす花型を生み出していく考え方が大切となる。れ516本づつ挿している。2

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