テキスト2002
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ねりこみ松竹梅小品生花花型真の草型三種挿竹の生花とい、?と、水揚に手数がかかって大袈裟になるが、庭の実品川だと切ってすぐいければ一週間ほどは見苦しくならない。そして庭に植えこまれている場合、科の上が切り止められているのでその下の節からは、通常より多くの枝葉が茂る。立花に使われる総ふさ々ふさした竹もそのような竹が使われる。この松竹梅の竹も細い実品川だが、小さいなりに形が良い生花になる。梅は中作の投入にしたものの残り枝。松も撃右松の余りの一枝でいけ上げた。こんな生花は稽古として教えられることはないと思うが、自分の楽しみとしていけてみると生花という型の中にものびのびとした自由さがあることがわかるようになると回必う。この季節、集合には他に水仙、椿、或は松をそえずによく咲いた梅だけをそえるのもいいだろう。花器練込一崩壷7 /

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