テキスト2002
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小品立花研修会七月二十八日⑪小品立花研修五耳では、時々洋花を主体にしているが、とり合わせがむつかしい。真、正真は簡単にきめられるが、あとの配色を考える場合、形の上でおさまりの良い花でも色と家元教場して使いたくない花もある。それらを排除して行くと使える花材は少なくなる。今回は真夏の立花として花は赤と白だけにおさ、え緑を多用した文春文庫源氏拾花春秋問年前、文英世から出版された私と旧辺聖子さんの「源氏拾花存秋」が先日文義春秋社から文庫本として源氏物語をいける桑原仙渓源氏物語をいける田辺聖子再版された。私の源氏物語に因んだ生花園は4版でも色と形が正確に印刷されて美しく仕上がっている。その上田辺さんがまとめられた源氏物語は大変よくまとまっているのでこの機会にお読み頂きたい(定価七五O円)田辺聖子+ゑ尉似渓源氏・拾花春秋9

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