テキスト2002
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⑬留⑬留沈み⑬総囲い⑫留沈み⑪留沈み⑬留沈み①控③控沈み⑦控沈み①真①見越④真闘い①胴②副沈み①副蛇の目には色々な大きさのものがあり、口の直径8Hンから、大きいものでは初代ンというのもある。いける花材の太さや花器の深さにあわせて蛇の目を選ぶ。蛇の目の方が花器の深さよりも大きいと、水面から上に出てしまうので具合いが悪い。逆に底の深い花器の場合、砂利を入れた上に板を置き、その上に蛇の目を置いて高さを調節する。(図3)よ均安定させるために蛇の目を板に打ちつけてしまうこともある。蛇の目に又木配灼差かけ終、えたら、あとは竹筒にいけるのと同じ要領でいけ進む。ただし竹筒でいける時のように深さがないので、ある程度の太さになるまで枝を挿し加えないと固定できない。いけ終えたら、場合によっては砂利を入れて蛇の目が目立ちすぎないようにする。水際が美しいかどうかで判断してほしい。作例は、槙を七本使って草の花型留流しにいけた。分かれ枝を無駄なく使って厚みのある姿にしたが、できればも、っ少し角ばった姿にしたい。見越、真囲い、真の順に挿し加えていく。手前から総囲い、留、留沈み、控の順に加えていく。5 副、胴、副沈みの順に蛇の目に止めていく。蛇の目に又木配りをかけたところ。

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