テキスト2001
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かゅうしんどうとめせいか黄花海芋花型草型留流し花器カットガラス・コンポート「えてこの花宣問アフリカ原産なんですか」と稽古中にお弟子さんが何度も驚くほど、南アフリカの野生の花が園芸化されたものは多い。湿潤な土地を好み、瑞々しい広い葉を持ち、水分をいっぱい含んだ茎の先に鮮やかな花(仏炎直)を咲かせるカラl(和名H海芋)もその一つ。黄花海芋は花も葉も小ぶりで切り花でも葉とともに出荷されることが多く、花の出生を大切にする生花にもよく使われる。鉢植で売られることも多くなってきている。一鉢から花三本、葉七枚を切って生花にいけた。花は真、胴、留に入れ、留の葉を長くして留流しとした。真の高さが水面からお代ンの小さな生花なので、好きな場所に飾っておける。葉が黄色くなる前に新しい葉に替えると永く楽しめるが、花も葉も上へ立ってくるので、時々撲め直す。葉の選び方や使い方を工夫して生命成ゲめふれる姿にきりっといけたい。胴前7

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